今朝、会社に着くなりトレーダーに言われたのは、「So Hideki is gone…」。
昨日のニュースで、エンゼルスと交渉しているとは聞いてはいたんですが、話がまとまったというのは知りませんでした。
松井がNYヤンキース入りしたのが2003年。最初のホームゲームで満塁ホームランをかっ飛ばして、一躍スーパースターの仲間入りをしたのが、ついこの前のようです。
終盤は怪我に泣かされ、DHでの出番が多かったのも事実ですが、ここぞというときのクラッチぶりはゲーム感抜群の松井の専売特許でした。
前述のトレーダー曰く、「ヒデキはワールドシリーズでMVPになって今日本に戻れば、NYヤンキースのスーパーヒーローのまま、もう数年日本でもプレーもできただろうに、なんでまたLAなんかで数億円ほしさに契約したのかね。」と首をかしげていました。
彼の言う事にはまったくもって同意なんですが、そこが日本人の職人のプライドなんでしょうか。松井はヤンキースとの交渉で最後まで守備の可能性にこだわりました。守備と打撃をこなしての野球選手という信念なんでしょう。読売巨人軍からNYヤンキース、華麗なベースボールプレーヤーの松井で突き進んで来ましたが、来年は職人松井の真骨頂をLAで発揮してもらいたいものです。
いずれにしても、異国で働く日本人に、多大な勇気と希望を与えてくれた松井には感謝を差し伸べたい気持ちでいっぱいです。
そういえば、異国の地で働くもう一人の日本人、井川はどうなったんですかね…。
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