FreeNASのプラグインは更新頻度が低いので、Owncloudのアップデートが遅れていた。
と、いっているうちにメジャーバージョンが8になってしまったので、うちのFreeNASで動いている6.0.3をアップグレードすることにした。
FreeNASのウェブGUIでプラグインをアップデートすると難なく終了。
ところがスイッチオンできない。
Jailのターミナルから/var/log/messagesを見てみると、
Mar 7 11:58:45 owncloud_1 root: /usr/local/etc/rc.d/apache22: WARNING: /usr/pbi/owncloud-amd64/etc/apache22/httpd.conf is not reada ble. Mar 7 11:58:45 owncloud_1 root: /usr/local/etc/rc.d/apache22: WARNING: failed precmd routine for apache22
どうも、Jailのアップデートの際に、apache22がapache24にアップグレードされてしまったみたい。
とりあえず、/usr/pbi/owncloud-amd64/sbin/httpd があったので、これをスタートさせることに。
で、ブラウザでOwncloudのアドレスを叩いてみると、これからアップデートを始めるよん、みたいなメッセージ。
Start Updateボタンを押すと、
Updates between multiple major versions are unsupported.
7が出ている間にやっておけばよかったんですね。
config/config.php内のVersionを6.0.3.1から7.0.1に書き換えて、アップグレーダーを騙してみようとするもDBスキーマのアップデートで躓く。
なので、7.0.4に一度上げてから、徐々に8に持って行くことにした。
wget https://download.owncloud.org/community/owncloud-7.0.4.tar.bz2 --no-check-certificate wget https://download.owncloud.org/community/owncloud-8.0.0.tar.bz2 --no-check-certificate
で、2バージョンDLしておいて、
cd /usr/pbi/owncloud-amd64/www mv owncloud owncloud_6 tar xjf owncloud-7.0.4.tar.bz2 cp owncloud_6/config/config.php owncloud/config chown -R www:www owncloud service apache24 start
(ここで、apache24_enable=”YES”が/etc/rc.confにないと、apacheのスタートでコケるので確認。)
ここで、一度ブラウザからapacheにアクセスして、6.0.3 -> 7.0.4のアップグレードを完了させる。
このあとはapacheを落とし、
service apache24 stop
8.0.0への移行作業。
cd /usr/pbi/owncloud-amd64/www mv owncloud owncloud_7 tar xjf owncloud-8.0.0.tar.bz2 cp owncloud_7/config/config.php owncloud/config chown -R www:www owncloud service apache24 start
再度、ブラウザからapacheにアクセスして、7.0.4 -> 8.0.0のアップグレードを完了させる。
Admin -> VersionでownCloud 8.0 (stable)と表示されていればOKですね。
あとは上記のFreeNASのGUIからスイッチオンできない問題を解決するのみ(だけど、これで十分使えるので、放っておく可能性大)。
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