iPhone 4(と4S)のNo SIM問題

ちまたではiPhone 4Sが出回りはじめています。
iPhoneは初代から使ってきていますが、現在使用中のモデルは去年の夏に発売されたiPhone 4です。

このiPhone 4、買った当初から問題がひとつありました。

それは、使っているうちに突如、「No SIM card installed」とか「Invalid SIM」などとメッセージが表示されて、ボイスもデータも使用不可になります。
これがおきると、一度Air PlaneモードをOn/Offするか、これが効かないときは上部スイッチを長押しして電源をOn/Offしないと回復しません。
まあ、使っているうちになるならこの作業をすればいいのですが、待ち受け状態でこれがおきると電話もかかってこなくなるわけで、極めて深刻です。

ググっているうちに、ほかのユーザーも同じ症状を報告していることはわかりましたが、当時は有効な解決策がないようでした。

ソフトのバグなのかハードの問題なのかわからず、そうこうしているうちにiOS5がリリースされます。
ソフトの問題ならパッチが充てられてるにちがいない!と甘い期待を寄せましたが、iOS5をインストールしても直らず、この期待は見事に裏切られました。

で、今回出張先のメキシコで、メインのケータイとして使っているブラックベリーが水をかぶって昇天されました。こうなると、頼みはバックアップケータイのiPhoneなのですが、いかんせんこの問題のおかげで信頼置けません。それで、もう一度問題解決のためにググって見ると、なんとiPhone 4Sでも多数この問題が報告されています。しかし、今回は有効に思える解決策を載せているリンクを発見しました。

ここの説明によると、要はSIMホルダーのデザインミスで、SIMカードの金属部分がiPhoneの部品に当たってショートしているにちがいない、ということです。それならその当たる部分をずらすか、はたまたマスクしてしまおうではないか、という作戦のようです。

このサイトでは両面テープを小さく切って、ホルダーの突起部分にあてがっていますが、これだと何かの拍子でテープがiPhoneの中に落ちてしまいそうなので、後半に出ているセロテープをSIMカード側に貼る案を採用することにしました。

で、結果はというと、今のところうまくいっているようです。現象は毎日必ずおきるので、一両日中には効果を実感できるでしょう。

上記のサイトでは、このほかにもマニキュアをSIMに塗っても同じ効果が得られることが報告されています。「No SIM」「SIMカードが挿入されていません」にお困りのみなさんは一度試してみてはいかがでしょうか。

【アップデートその1】
作業を行った夜にNo SIM表示が2度現れました。ということはセロテープ案はだめなのかもしれません。あるいはマスクする部分の精度が悪かったのかも。というわけで、両面テープ案をやってみました。セロテープは引き続きSIMについたままです。

【アップデートその2】
両面テープ作戦を実施して4日が経ちますが、たったの1度もNo SIMになりません。もしや、解決か!?
1週間たったらセロテープをはずして、結論を出しましょう。

【アップデートその3】
1週間経ちました。引き続き、「No SIM Card Installed」にも「Invalid SIM Card」にもなっていません。(実はこの間一度だけ「No Service」になりました。これは電波が見つからないときになるのですが、一向に復帰しないのでAirplane Modeのon/off作業を行いました。)
今日はセロテープをSIMカードからはがしたので、今後は両面テープのみで過ごしてみたいと思います。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。